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“新卒で海外就職” にたどり着くまで

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(English after Japanese)

久しぶりにブログ書きます。

就活しながら現状について書こうとも思っていたのですが、なかなか進路が決まるまで書けずにいました。

 

結果からお話しすると、3月末からフィリピンに行きます。

英語を勉強しにフィリピンへ行く日本人が今はたくさんいますね。

そういった日本人が英語留学する語学学校の運営のお仕事をしに行きます。

 

この進路決定にたどり着くまで、中々苦しい時間が続いていました。

 

新卒で海外就職したいと思っている方や、就活のスタートが遅れた方、就活でモヤモヤしている方に、「こんな就活した人もいるんだ」と知ってもらえたらと思います。

 

そして、もし就活に行き詰った時には、「そういえば4年生の12月から就活始めてなんとかなった人もいたっけ」と思い出してほしいです。

 

私の就活の流れとともに、その時々に感じていたことなどを振り返っていきます。

 

3年後期 休学で燃え尽きてやる気ゼロ

3年前期終了後、1年間休学し、「世界青年の船」事業でニュージーランドとフィジーへ行ったり、ケニアで3ヶ月間ボランティアをしたりと日々刺激が溢れる生活を送っていました。

 

そんな生活が終了し、いざ函館の大学に復学した時、函館での生活をあまり楽しめなくなっていました。

楽しかったには楽しかったのですが、どこかぽっかり穴が開いてしまったような、抜け殻みたいな感じでした。

 

船やケニアがそれまでの私のゴールになっていて、その先が見えていなかったんですね。

休学中に、その先をちゃんと考えることができたら良かったのですが…。

 

完全燃焼して函館に戻ってきてしまった結果、次のゴールが見つけ出せないまま、なんとなく生活する日々になってしまいました。

モヤモヤした気持ちを切り替えて、ちゃんと「就活」にエネルギーを向けるべきでした。

 

4年前期 とりあえず試験受けてみる

春休みは、東南アジア数ヶ国を1ヶ月間うろうろしました。やっぱり海外楽しいなー、このままずっとうろうろしていたい...なんて思いながら帰国したのを覚えています。

 

というか「え?就活は?」って感じですよね。

やる気ないにしても、卒業後のプランがゼロだったわけではなくて、「在外公館派遣員」は受けようと思っていました。

(派遣員の詳細→http://www.ihcsa.or.jp/zaigaikoukan/hakenin-01/)

 

ただこの時は「まあ、春に受けてだめだったら秋に受ければいいし。他の選択肢も考えればいいし」くらいの軽い気持ちでした。

 

何の根拠もないのに、頭のどこかで「どうにかなる」と思っていました。

甘すぎですよね。

 

結局、派遣員の試験はあっさり落ちました。

 

その後、少しだけ日本での就活もしてみようと思いました。

と言っても、合同説明会的なイベントに参加しただけで、リクルートスーツを着て黒い髪をピタッとそろえてパンプスを履いて、なんか窮屈だなあなんて思ってすぐに辞めてしまいました。

 

どれだけ甘いんだという感じですが、“曲がっている”私には、みんなと同じ就活が苦痛でした。

 

4年後期 周りは就活終了、急に焦り出す

夏が終わり、秋がきて、派遣員の試験に再挑戦しました。

再び、あっさり落ちました。

 

短期のインターンもやってみました。

中々上手くいきませんでした。

 

今ならよく分かりますが、とことん自分に甘すぎたこと、そしてなぜか「どうにかなる」とどこかで安心していたためです。

 

「自分は何をしたいんだろう」

そんな風に悩む時期も必要だと思いますが、いつまでも「どうしよう~どうしよう~」と言っていても進めないですよね。

 

そして気づけば12月、ようやく、このままでは“どうにもならない”と思いました。

でも、12月です、12月

3年生の12月ではなくて、4年生の12月です。

周りのみんなはとっくに就職先なんて決まっています。

しかも、今まで真面目に就活しなかった自分の自業自得...

そう思って誰に相談したらいいのかも分かりませんでした。

 

ただ、とにかく4月から就職できる場所を見つけなきゃと焦る気持ちがありました。

とりあえず就活サイト(マイナビリクナビなど、他にも企業からスカウトを受け取れるサイトや仕事を紹介してくれるサイト)に登録しまくりました。

 

自己分析、12月でも新卒採用を募集している企業探し、企業研究、履歴書作成、志望動機をこじつけみたいな形で考える...。

しかも、これもただの自業自得ですが、1月末が提出期限の卒業論文も進んでいなかったため、ひたすら時間に追われ、焦っていました。

 

今までちゃんとやってこなかった自分が悔しくて情けなくて、自分に精一杯すぎて人にも優しくできないし、「そういえば、進路どうなったの?」って聞かれるのが嫌であんまり人にも会いたくないし、自己嫌悪が止まりませんでした。

 

1月末 内定を蹴り、就活を続けることに

メンタルもかなりやられていた中、1月末にようやく内定をもらいました。

内定がもらえた時、とても嬉しかったです。

 

正直、心からその会社で働きたいとは思っていませんでした。

ただ、このまま大学卒業して就職するところが見つからなかったらという恐怖と、就活に心身ともに疲れていて、辞めれるならいち早く辞めたいという気持ちから、ここで就活をストップしようかな、と思いました。

 

でも、やっぱり心の中で「違う」と思っていて、生き生きと働く自分が全く想像できませんでした。

自分の中では答えは決まっていました。

でも誰かに背中を押してほしくて、それまであまり就活の相談を人にしていませんでしたが、親や先輩、友達に相談しました。

 

ここで内定を蹴って、他に就職先がすぐに見つかる保証なんて全く無いし、まだ就活を続ける気力も失いかけていました。

しかし、理解ある親や背中を押してくれたたくさんの人たちのおかげで、まだ頑張ろうと思い直せました。

 

あとは、「内定」がもらえたことで、誰かに認められたような気がして、少し安心できました。

それまで、“みんなは内定をもらえて就職先を見つけているのに、自分は内定ももらえない”という状況が、すごく劣等感になっていたんだと、この時に気づきました。

 

内定をもらった企業には謝罪をしました。

 

フィリピンでの仕事が決まる

運良く、その後すぐにフィリピンでの仕事が決まりました。

 

もともと「新卒」で「海外就職」したいと思っていました。

ただ、就活をしていく中で、やはりそれは厳しいと感じ、諦めていました。

日本で数年働いて、経験を積んでから海外へ行こうとプランを変えました。

 

しかし、就活を始めた時期が遅すぎたのと、焦りや不安で自分がどんな仕事をしたいのかもよく分からなくなっていたせいで、納得のいく就職先を見つけることが出来ませんでした。

 

そんな中で、リスクは大きいけどもう少し就活を続けようと思い直した矢先に、フィリピンでの仕事が見つかったため、この時は本当に本当に、嬉しかったです。

妥協しなくて良かった、諦めなくて良かった、そして応援してくれた周りの人たちに良い報告が出来ることがとにかく嬉しかったです。

 

就活を終えて

大抵のことは「なんとかなる」と思っていましたが、「なんともならない時もある」と実感しました。

 

今まで「直感」で動くことが多く、目の前に楽しそうなことがあったらとりあえずやってみる、そんなスタンスで生活していました。

ただ、プランをたてて、ゴールに向かって動くことも大事だと、本当に思いました。

就活中、ある会社の方に言われたのが、「どんな仕事や経験も無駄なことはない。でも、それが自分のゴールの近道なのか遠回りなのか、考えるといいね」と。本当にその通りですよね。人生は有限で、出来ることはたくさんあるかもしれないけど、ちゃんと取捨選択していかないと、遠回りしすぎて、ゴールにたどり着く前に人生が終わってしまったら悲しいです。

ゴールが変わったら、プランを建て直せばいいし、ゴールに向かう中でプランに入っていなくても「楽しそう!」とわくわくすることは挑戦すればいいのかな、と思います。

 

自己分析や企業研究の大切さも実感しました。

就活を始める前は何のためにするのかよく分からず、なんとなく面倒くさいと思っていました。しかし、自分がどんなことをしたいのか、どんなことに価値を置くのか、などをしっかり分析していないと、就活は全然進みませんでした。自己分析が進んで、ようやく自分はどんな企業に入りたいのかが見えてくると思います。

 

相談する相手も大事です。

自分の理想とする生活スタイル、仕事スタイルの人に相談することが大事かなと思います。そうではない人に相談しても、理想の自分には近づけません。

 

就活の資金準備も必要です。

今住んでいる場所や実家のある場所で就活を行うのであれば、それほどお金はかからないでしょう。

しかし、田舎の大学生で、出身地も田舎で、就職は都会希望という場合には、結構なお金がかかります。

 

田舎と都市部の大学での差は、感じずにはいられませんでした。

もちろん一概には言えませんが、都市部の方が情報がたくさん入ってきます。

インターンなどを受け入れている会社もたくさんあって、参加できるチャンスも格段に増えるでしょう。

大学を選ぶときに、就活でこんな差を感じるとは思っていませんでした。

 

ただ、先ほども言ったように、「都会だから」「田舎だから」と一概に言えるわけではなく、もちろん個々の努力次第で改善できる点はたくさんあるでしょう。ただ、どうしても環境に左右されることも多いかなと、私は思います。

(大学生活を過ごした函館はもちろん大好きです!しかし、就活面では正直苦しかったというのが本音です)

 

色々と言いましたが、

12月から就活を始めても大丈夫!と言いたいわけではありません

12月からの就活は全くおすすめしません

早めに越したことはないと思います。

ただ、スタートが遅れたり、上手く行かなくて長引いたりした時には、私の就活を思い出して「まだ間に合う」と思ってほしいです。

 

 

最後に、私の就活を支えてくれたたくさんの方々、本当に感謝しています。

本当にたくさんの人に迷惑をかけ、心配をかけ、背中を押してもらい、励ましてもらい、絶対に一人では終えることは出来ませんでした。

 

就職先が決まったことは「スタート」に立ったに過ぎませんが、まずはフィリピンで頑張って、これからも自分らしく楽しく進んでいきたいと思います!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!!!

 

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新卒で海外で働きたい方へ

参考までに、私が新卒で海外へ行ける制度で応募を考えていたのは、

 


派遣員と協力隊は2年間で、日本語パートナーズは長くても1年とかだったと思います。

 

また、就活系のサイトでちゃんと連絡を取り合えたり選考を進めることができたのは、

 

 

働くことになったセブの語学学校は、Wantedlyで見つけました。

きっと海外就職の探し方はまだまだあると思います。一参考として見てもらえたらと思います。

 

 

 After a long time, I’m writing a blog.

 Now I decided what I will do after graduation, so I’m writing about it.


I’m going Philippines in the end of March.

Many Japanese people going Philippines to study English. So I’ll work for language school. I’ll manage teachers and students.


Before deciding this decision, I was struggling to think about my career.

 

If you are thinking about working abroad or struggling with job hunting, this article will encourage you. You will feel “This girl found a job at abroad although she started job hunting later than others. I think I can do it too.”

 

After a gap year, I lost my motivation.

Two and a half years passed, I took a gap year. During that one year, I joined “ship for world youth leaders”, we traveled one month by cruise, and I stayed in Kenya three months. These experiences were really exciting and amazing.

 

Such a brilliant days passed then I backed Hakodate, my university places. I couldn’t enjoy the life at Hakodate anymore.

Actually it was still somehow fun, but I felt my motivation was gone.

 

Before took a gap year, cruise and Kenya were my “goal”. After I achieved these goals, I couldn’t find next “goal”. I should have thought about it before I backed University.


Usually in Japan, most of the university’s students start thinking about job when the latter semester of the third year.

So it means, I had to start think about job after gap year, but I couldn’t.

 

Forth year stares, still I was not serious about job hunting.

During spring vacation, I traveled south-east Asian countries for a month. I wanted to continue traveling.

 

On the other hand, most of the students visited companies or writing applications for recruitment. I regret that I didn’t do that as others, but I was lazy.


I tried only one job position at Japanese embassy. But I failed. I  just thought “Okay I will try it again.” That’s all. I was not serious totally.

 

I didn’t have reasons, but I thought “ Somehow I can make it.” 

 

I tried “Japanese normal job hunting” too. I just joined some “job hunting events” wearing recruit suits and black shoes, and dyed my black hair. Everyone looked same and they lost their individuality. I hate these job hunting and I couldn’t continue so I stopped soon.

 

Autumn coming, most of students finished job hunting.

I tried job test of Japanese embassy again. I failed again. Also I experienced shot-term internship, but I couldn’t done my best.

I was still not so serious that’s why nothing went well.

 

Sometimes we were thinking “What I want to do honestly?”

We need these time, but if we thinking for a long time, we can’t move forward. 

 

December is coming, finally I noticed “I have to be serious about job hunting right now.”

It was too late.

Friends around me found their job, it was a matter of of course.

And it was totally my fault because I was not serious.

I didn’t know who I should ask for help.

 

Suddenly I was really upset about my career. I registered many recruits cites and started searching job.


It was really hard to start these things from this season. Also I didn’t finish my graduation thesis, it was also my fault though. So I was so busy and upset.


I was so regret that I was not serious, I was shameful, I lost my composure then I didn’t think about people around me, I didn’t want to meet people because I was afraid to be asked “What will you do after graduation?”,  I really hated myself.


Finally I got job offer, but I didn’t accept.

At that time, I was exhausted about job hunting, so I was so happy to got job offer.

 

To be honest, I didn’t want to work that company. But I was really tired of job hunting so I wanted to finish as soon as possible. And I was afraid to decline the offer because there were no guarantee that I could find another job soon.


I was really worried and talked with some reliable people. They encouraged me a lot so finally I declined the offer and started searching job again.

 

Also, I got confidence when I got job offer. I felt like I was admitted by someone, I felt like I wasn’t worthless.

 

I apologized to the company gave me job offer and declined it.

 

I got job in Philippines!

Fortunately, I got job at Philippines soon after I declined another company’s job offer.

 

Actually I wanted to work abroad although it is not common for new graduates in Japan. But I found it was difficult than I thought, so I  gave up then I started to searching job in Japan. I was thinking work in Japan few years then work at abroad.

 


But even in Japan, I was struggling with job hunting because of my fault. It was too late so I couldn’t find company I really wanted to work for.

 

In such a situation, I declined job offer although it had risks, then I found job opportunity in Philippines. So I was really happy. 


I felt that my decision was right and I was really appreciated many dearest people around me.


After finished job hunting 

I thought that I can overcome most of the things, but I realized that sometimes I can’t without trueness effort.

 

Until now, I usually tried and decided by my intuition. I didn’t have logical reasons and detailed plans.

 But now, I noticed making plans are important to achieve the goal. 

One of the man I met during job hunting said “There are no meaningless experiences and works. But you have to think about whether it is a short-cut or a long way round to achieve your goal.” I understood what he wanted to say.

Life is limited. You can do many things but you can’t do everything in your life. So you should choose your actions. If you choose too many long way, you can’t achieve the goal before your life will end. And it is so sad, isn’t it?

If goal changes, you can make a plan again. And if you find something really awesome which isn’t included in your plans, you can just include it at the time.

 

 And when you start job hunting, I think it is really important to who you consult with. I think you should consult with the person who live your ideals life. If you consult with not such a person, you will get wrong answers for you.

 

Finally, what I want to say is not that you can start job hunting from December. 

December is too late. Totally I don’t recommend.

I recommend you to start as soon as possible.

But, just in case, if you started later or you are struggling with, please remember me and don’t give up! 

 

I want to say thank you to all the people who supported me.

I know I was trouble with many people, many people really worried about me, many people supported and encountered me a lot. I couldn’t finish my job hunting alone.


Deciding job is just starting. I’ll do my best in new places and I will continue to enjoy my life from now on.

 

Thank you so much for reading this long article!